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ヒノデカニ工房長の『おきらく日記』♫

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2009年 05月 17日

アコギなヤツらが集まるんだ!【ジャパン・ヴィンテージ編】


前回のブログで好評を博しました?、『アコギなヤツら・・・』。
またまた、夜な夜な蟹三カフェに蛾のように群がって来る、そう、ヤツらの近況を一発報告いたしやす。
今回報告するテーマはこれ・・・

   『ジャパン・ヴィンテージ・アコギ対決!?』

って、別に対決はしていないんですが、何となくそれっぽいタイトルかなぁ、と思い書いてみました。

で、まずはその栄誉ある一本目!!

【TOMSON D-38】
すがの木工製作所による、1975年製の作品です。
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◆TOP:スプールス  SIDE:マホガニー BACK:マホガニー&メイプル3P!! 指板:ローズウッド ネック:ナトー

誉れ高き、かのマーチンD−45のコピーのようです。サウンドホールやボディー周りに白蝶貝のような象嵌。
なのにヘッドには、GibsonのようなスペルのTomson???
わっしらが高校生の時代、通信販売でしか購入出来なかったメーカーのフォークギターです。
高校生でも、何とか購入出来るリーズナブルなギター。友人の多くが所有していました。

【BlueBell W600】
TAMA楽器製による、1979年製の作品です。
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◆TOP:スプールス単板  SIDE・BACK:ローズウッド 指板・ブリッジ:ローズウッド

マーチンHD-28のコピーモデルです。先日、本物のマーチンHD-28と蟹三カフェで鉢合わせ。
寸分違わぬその丁寧な作りの良さに、みんな改めてジャパンギターに感動してしまいました!
オーナーさんの激戦のキズ跡が、飴色に焼けたボディにと〜ってもカッコ良く刻まれてます。

【Three S TG-035T】*型番は不詳。035Tはカタログ写真は14Fでネックがボディにジョイント。
鈴木バイオリン製による、1977年製の作品です。
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◆TOP:スプールス単板  SIDE・BACK:ローズウッド 指板・ネック:ローズウッド

スローテッドなヘッドで12Fボディ・ジョイントは、まさにマーチン・ニューヨーカーモデルです。
そのニューヨーカーモデルの中でも、12弦ギターとなると超稀少でレアなギターなのであります。
小振りのこのギターが奏でるサウンドは、綺麗な鈴なりサウンド。最高です!!
歳取って来ると、こんな小振りのギターが気負わずに弾けていいんだぁ〜。

【YAMAHA FG-150】
日本楽器製による、1970年製の作品です。
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◆TOP:スプールス  SIDE・BACK:マホガニー 指板:ローズウッド ネック:マホガニー

日本のフォークギターはこのギターから始まった!!発売された1968年、当時わっしらはまだ小学生。
きっと高校生だった先輩たちだって、16000円のこのギター買うのは大変だったはず。
わっしも、このV型のヘッドや、ビヨ〜ンと突き出したこのピックガードに憧れたもんです。
未だ、プロミュージシャンが使用しているこのギター。ほんと〜に、今でも惚れ惚れするサウンドです。

【K・YAIRI YD-61】
(株)ヤイリギターによる、1988年製の作品です。
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◆TOP:スプールス  SIDE・BACK:メイプル 指板:ローズウッド 

今回の『ジャパン・ヴィンテージ・アコギ対決!?』の中では、一番若造なギターです。(とはいえ20年以上経ってる)
まず、ちょっとジャンボなボディが目を引きます。で、なんとボディ全体の塗装がマット仕上げ(つや消し)!
そして、シンプルなデザイン・指板・サウンドホールにアバロンのインレイ!!とってもシンプルで綺麗なギターです。
そして、サウンドがいいんだぁ!!低音も高音もバランスがいい。ちょっと、欲しいかも。

さぁて、いよいよ『ジャパン・ヴィンテージ・アコギ対決!?』のラストを飾るのは・・・

【Jullian W150】
黒澤楽器による、1973年製の作品です。
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◆TOP:スプールス  SIDE・BACK:メイプル 

マーチンD-35?のコピーモデルです。黒澤楽器のオリジナル・ブランドとして発売させたジュリアン。
先ずは、そのネーミングにやられちゃいました!そして、クラシックギターのようなサウンドホール周りの象嵌。
きっと、フォークギターという楽器にどう自社の独自性を出そうかと、必死になって作っていた頃の作品だと思います。
メイプルのトラ目が、とってもイカしたギターでした!!

さぁ、いかがだったでしょう?第一回『ジャパン・ヴィンテージ・アコギ対決!?』は?
どのギターも個性的で、勝った負けたなどという対決にはなりませんでしたよね。
まだまだきっと、ステキなギターがた〜くさんあると思います。
そんなギターをお持ちのあなた、是非ご自慢の一台をお持ちになって夜の蟹三カフェにいらっしゃってみて下さい。
こんなアコギなヤツらが、待ち受けてますから。(特に、金土日に出没してます)
そして、ヤツらにう〜んと自慢して下さい。
ヤツら嬉しそ〜に、褒めて下さいますから。

それでは、第二回の『ジャパン・ヴィンテージ・アコギ対決!?』をお楽しみに!!

んじゃ、まったねぇ〜!!



by crabcraft | 2009-05-17 00:06 | ◆GUITER'S | Comments(6)
Commented by Alain at 2009-05-18 12:22 x
ご趣味で ギターやバンドもやってらっしゃるのですか♪
私も 大昔 バンドのドラムを担当していました。
ここに掲載されている ギターは 分かりませんが オウラがありますね。
今度 ちょこっとでも 是非 お披露目をお願いいたします♪

また 私の先輩で アコギで オリジナルCDを作成して 楽しんでいる方も居ます。
ここをご紹介しちゃいますね♪ (^^;
Commented by いい at 2009-05-18 19:04 x
色っぺえんね~♪
また変なギターを買いたくなってきました(;・∀・)
Commented by crabcraft at 2009-05-18 20:44
>Alainさん
あらら、こちらにもコメントいただきありがとうございます。
そう、お店のKeywordのひとつに音楽があります。
蟹三カフェには、音楽好きな方々がプロ・アマ問わずいらっしゃってくださいます。

ドラムやってらしたんですかぁ。今、ドラム人口少なくてモテモテかも。
是非今度、先輩とご一緒に遊びにいらっしゃって下さい。
楽しみにお待ちしております♪
Commented by crabcraft at 2009-05-18 20:47
>いいさん
コメントありがとうございます♪
だめだめ、ギター購入熱は少し冷まして、ギター練習熱を高めて下さいな。
で、お店デッキで唄って下さいよぉ。
楽しみにしてまっせ!!
Commented by ZAKK at 2017-09-12 00:12 x
古い記事に今更ながらコメントなので、返事はいりませんが(笑)

初めまして。
俺もK YairiのYD61を所有してます。
っと言っても、Kazuo Yairi signatureとして海外でAlvarez YairiでYD60、YD61、YD62C等がDY60、DY61、DY62Cと品番になって販売されて以降、「Back To USA」としてヘッドやペグがAlvarez Yairiロゴのまま国内販売された98年製のものですが。
(国内販売なのでAlvarez Yairiロゴでもサウンドホール内のラベルはK Yairi)

このギターの仕様は、
●Top:Solid Ceder
●Side&Back:Burled Mahogany
●Binding:Maple
●Neck:Mahogany
●Fingerboard:Ebony
●Bridge:Rooswood
●Coler:Natural Satain Finish
です。

Burled Mahogany(バーレッド・マホガニー)と言うのは、日本名「玉杢」で、所謂Quilted Mahogany(キルテッド・マホガニー)でして、今となっては非常に珍しい木材になりますね。

コードでジャカジャカと言うよりは、アルペジオや単音弾きに向いている音で、Ebony指板にトップがCeder、サイド&バックがMahoganyって組み合わせがクラシックギター寄りの仕様と言えます。

普段エレキをメインで弾いてる俺には、YD61は凄く俺好みでエレキに近い弾き方が出来て鳴りもメリハリがあって、立ち上がりも良いんですよね。

っとまぁ、記事に書かれてる仕様が間違っておられたので、気になってコメントしてしまった次第です(笑)

失礼しました。
Commented by crabcraft at 2017-10-04 18:54
>ZAKKさん
コメントありがとうございます♪
そうでしたかぁ、Spec.間違えちゃってましたか。
ご指摘ありがとうございます、大変失礼いたしました。
キルテッドマホだったんですねぇ〜。
実はこのギターの持ち主は、わっしの従兄弟のもの。
弾かなくなっちゃったので、手を入れ直しました。
とても素直なサウンドですよねぇ。

これに懲りず、またつまらんブログですがお付合いいただけたら幸いです。

ありがとうございました♪

工房長:しぶより


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